十祭@0824長居

今更ですが十祭の感想。

翌日?翌々日?のレコード会社移籍の衝撃ですっかり筆が止まってましたが記憶を掘り起こして書きました。
これDVDになるのかな~~~?DVDにシテクレ~~~

 

オープニング~ジャニソンメドレー

 

やぐら風のセットの奥からメンバーカラーの山車に乗って登場する7人に、お祭り感MAX!安田くんの法被がはだけて肩が丸出しになった瞬間の悲鳴がすごかった。これが、アイドル・・・!
フロートに乗って通り過ぎていく錦戸くんを見て、「おお!錦戸亮って実在するんだ!!」という有り体な感動を覚えました。全員そうなんですけど、私にとって「画面越しに見る人」感が一番強いのが錦戸くん。
ジャニーズメドレーでは仮面舞踏会の横山くんの芸術作品のような美しさに静かに泣いていました。大型ビジョンに映し出される、雨と汗で濡れた黒い前髪から覗く白い肌と切れ長の目が色っぽいし儚いし、う、う、生まれてきてくれてありがとう!!!!!!!でも村上くんのひとりKAT-TUNとかムラップでちゃんと現実に戻ってこられました。グループを引っ張ってきた2人のこの奇跡のバランス!!!
ただ私はジャニーズの曲にほんと疎く…嵐の曲でさえサビ以外も分かるのは「ワイルドアットハート」くらい、というていたらくなので、振り付けまで完璧な女子たちの横でひたすら棒立ち。あ、うん、衣装めっちゃ透けてるね??(元ネタ??)切ない温度差・・・。
あ、でも山田による硝子の少年には心の柔らかい部分をわしづかみにされました。青春ど真ん中の曲なのでね!クラスの女子が「剛派?光一派?」でソフトボールのチーム分けをしていたなんて今のティーンエイジャーに信じてもらえるかな!?


エイトレンジャー


あらすじ→

片思い相手の白雪(仮名)のハートを射止めるため、「惚れ~る矢」を手に入れたブラック。が、放った矢はトイレから出てきたナスに・・・!ブラックに惚れてしまうナス。ブラックの好きなところは「言わんでも分かるやろ」。あ、はい、知ってます。
これをチャンスとばかりに白雪(仮名)に猛アタックをかけるハチモン・・・の着ぐるみを着たイエロー。そうとは知らないレッドがハチモンに襲われる白雪(仮名)を助けるために放った矢はまさかの「惚れ~る矢」!レッドに惚れてしまうイエロー。「脇好き♥」だそうです。ていうかみんな(ファン)レッドを好きなイエローを愛しすぎてる。
そんなやり取りを見ながらそわそわし出すグリーンとブルー。なんと事故でブルーにも惚れ~る矢が刺さってしまっていたのだ!グリーンの寝顔写真まで出してきて前の2人よりもなんだか濃厚な好き好きアピールをするブルー。グリーンの両脇のホクロ事情なんて知りたくなかった。
グループ内恋愛からひとり蚊帳の外のオレンジは「モノマネチャーンス☆」と物真似を始めるが、空気が和むどころか他の6人は互いに殴る蹴る罵倒するの惨事に・・・。
見かねたオレンジはなんでも治る魔法の粉を手に入れる旅に出るが、戻って来てもまだ続いていた6人の争いに巻き込まれ負傷してしまう…が、魔法の粉で一瞬で回復☆3人の惚れ~る矢効果も消え、一件落着!
・・・と思いきや、実はブルーに刺さった惚れ~る矢は自らこしらえた偽物。ガチでグリーンを愛しちゃってるブルーは「いっただっきま~す♡」とグリーンをハグ。不穏な空気のまま「ER2」へ・・・


ケツ論:ブルーのヤンデレが怖かったです。


このシナリオを書いた時の横山くんの精神状態と、台本を受け取った時の6人のリアクションがすごく気になる。
最初はいちいち爆笑してたはずなんですけど、「え、なんなのこれ現実?」って段々不安になってきて、感想書いてる今も頭の中にもやがかかったみたいな状態・・・。テレビ誌の写真を見て「あ、これ本当にやってたんだ」って実感してるくらい。今でも「ER2」を聞くとブルーの不敵な笑みを思い出して「ゾッ・・・」っとしてしまうので、ちょっとしたトラウマです。あのブルーは・・・グリーンを抱くよね・・・/(^o^)\
ああ、忘れちゃいけないのがハチモン登場ですね!!!!!!!実はハチモン担らしくハチモンうちわを作ってこのイベントに参加した私・・・。一緒に参加した友人(東京初日に参戦済)に「ハチモンは出てくるのか、それだけ教えてくれ」と尋ねたところ「ふふ、どうだろう」と濁された理由がよく分かりました。だってあれはハチモンだけどイエローだもんね。ハチモンの姿をしているからハチモンなんじゃない・・・ハチモンはハチモンだもんね(闇)


ハチフェスとか


ほほえみデートで錦戸くんが作った隆平くんに捧げる歌。6人の演奏をステージ上で聞いている丸山くんをみんなで眺めようぜ!という贅沢な時間でした。Aスタ見た後だと丸山くんの天使的弟力に一層じんわり。
そして二十四時間共同生活で1時間で作った曲も披露。すばるくんの全身全霊の「ありがとう」を誰もが呼吸も忘れて待っていた瞬間の、あの研ぎ澄まされた空気がこの日のハイライト!!感動のあまり全身の毛穴かっ開いた。関ジャニ∞を好きになってあの瞬間に立ち会うことができて本当に幸せ!!!って思いました。後になって思えば、本当に色んな思いの詰まった「ありがとう」だったんだろうな~。切ない~~~~~


その後はウェブでやってた楽曲アンケートの結果発表、1位(または2位)の曲を披露。
ブリュレといえば炎の特効なんですね。水樹さんのライブの時いつもそうなんですけど、火柱が立つ度に「ちょwww熱www」って笑えてくるのなんなんでしょうか。キャンプファイヤーでテンションおかしくなる原理?
あと、イエローパンジーストリートがやっとお目見え!!でもちょっと演奏に慣れてないかんじ!!もっと披露する機会があっていいのに、ライブの本数が持ち歌の数に全然追い付いてないのが本当にもったいないです。
で、一番沸いていたのは言わずもがなシャッフルユニット&ソロ曲。
かわいく振り切ったダンスを披露してくれた気まずいKicyu!後でテレビ誌を見たらすばるくんが昭和の漫才師みたいな眼鏡をかけててくっそかわいかったのに、どうして大阪では外した!?と問い詰めたい。
ぎこちないダンスと距離感に胸を締め付けられたヨコヒナのtorn!この距離感の彼らが見られるのは、もしかしたらこれが最初で最後なのかもしれない・・・と思うとなんとも言えない気持ちになって、変な声が出ました。
くらやすのパンぱんだは、なんかもうこっちがお腹も心もぱんぱんだよ。大倉くんが時々省エネ気味だったような。あなたが「不本意・・・!」って顔をする度にファンは悶えるんだから無駄な抵抗ですよ。
ここまでは「妄想が形になった!」って感じでしたが、一番驚いたし印象に残ったのが丸山くんによるわたし鏡。だってまさかギター持って出てくるとは思わないから!!繊細で、だけど包み込むような歌声が曲の世界とマッチして、「うっとり~」という言葉が多分、一番的確。周りの席にも「かわいいー!」「かっこいいー!」って思わず漏らしちゃう女子が何人もいましたが、だよねー、これは何度でも恋するしかないよねー。隣のクラスの丸山くん最近急にかっこよくなったよね!?まさか彼女できたとか!?うっそぉ~アタシ前から密かにいいなって思ってたのにショックぅ!みたいなね・・・。とっても素敵な時間をありがとうございます。ウェブの投票でパッチのソロ曲に投票したくらい丸山くんのマジ歌が好きなので、もう、ここで息絶えても悔いなし・・・です。
全員Babunではヒーローショーに来た子どもみたいに興奮し過ぎて「感じろよ」「キャー!!」のお約束が全然できなかったことが悔やまれます。
ここでユニットの組み合わせがさっきのエイトレンジャーコントのカップリングだったわけね!って分かるんですけど、この曲歌うってなったからエイトレンジャーがああなったのか、それともHOMOネタありきなのか・・・卵が先かニワトリが先か・・・。


後で自分の投票と照らし合わせたら「イエロー~」と「大倉Babun」、あと曲は違うけど「ヨコヒナのデュエット」「丸ちゃんソロ」が叶っててびっくりしました。


エンディング~アンコール


とりあえず雨降りすぎ。純情恋花火の前から反対側のスタンドが白くけぶるくらいのどしゃ降りになって、会場全体がざわつくくらいお客さんずぶぬれ、浴衣に着替えてきたメンバーも一瞬でずぶ濡れ・・・。
村上くんの「なにかを始めようとするとつまずいてしまうグループなのかも」っていう挨拶が切なかった。この夜はただの祭の終わりじゃなくて、新たなステージへの門出だったんですよね。この時はもちろんそんなことは知らないわけだけど。
JUKE BOXツアーの最終日、安田くんが挨拶で「(ファンの)これからの人生は壁にぶつかることばっかりだと思うけど」なんて言っていましたね。24日の朝、ちょうどDVDのその部分を見て笑ってたんですけど、関ジャニ∞の歴史ってまさしく「壁にぶつかることばっかり」だったのかもしれないなーとふと思いました。
こちら側に見えてる部分もあれば見えない部分も沢山あるだろうし、外的要因もあれば人的要因もあるだろうけど、当時ファンではなかった私の耳にも色んな情報(事件と言うか、まあ色々・・・)が入ってきたくらいなので、「色々あるグループ」ってイメージは今でも非ファン層の間に少なからずあるんじゃないでしょうか。そこに関して錦戸くんが「プライベートのことで迷惑かけて」ってはっきりと口にしたのも印象的でした。一応自覚はあったんですね・・・。
来年5月にはメンバー全員が三十代。サラリーマンでいうと管理職とか責任あるポジションに就いている人も大勢いる年齢です。後輩もどんどん増えてるし、そろそろ「若いから」が通用する立ち位置ではないなと正直思います。大倉くんも「言葉ではなんとでも言える」って言ってましたけど、これからは今まで以上に「やりたいこと(夢)」より「やったこと(結果)」で評価されるのは間違いないと思うので、道を踏み外さすに頑張ってほしいなーと切に思いました。
そんなぐっとくる挨拶があって、最後の曲は「大阪ロマネスク」!実は友人に勧められて初めて聞いたエイトの曲。私のファン歴なんて彼らの歴史からしたら産毛ほどの時間かもしれないけど、思い入れのある曲を曲の舞台でもある大阪で聞けたことは感慨深く、でもぶっちゃけそれよりも右手の振付に付いて行くのに必死。ダンスセンスが致命的に欠けている私にはジャニーズ独特?の手の振りを真似る文化はハードルが高すぎます。ジャニーズのコンサートは曲に合わせてペンライトを振るだけ!って聞いてましたが、絶対嘘!結構複雑な動きを求められてる!!なので「十年後の今日の日も」にも振付があると知った時の絶望!!1番は安田くんがこちら(上手側スタンド)に向かって動きを教えてくれたのでなんとか付いていったんですが、その後の記憶が・・・。た、高田先生、居残り練習お願いします!!
そんなかんじでライブは終了。
規制退場のせいで会場から出るまでに1時間近くかかりましたが、その間も会場内では映画のエンドロールのようにエイトの曲がずっと流れていて、私の夏もエンディングを迎えたのだった・・・~fin~

 

※アンケート回答記録

【シングル表題曲】
イエローパンジーストリート
理由は単純、シングルなのにライブで演奏されてないから。それだけ・・・。や、曲も好きです。ただこの先披露される機会なんて訪れない気がするので・・・。

大阪レイニーブルース
歳を重ねても歌い続けていける名曲だと思います。8ESTでもメドレーに組み込まれていたけど、20代の頃よりも成熟した歌声をフルで残しておいてほしい。

・へそ曲がり
最近のシングルでは一番好き。去年の通勤中によく聞いてました。

【カップリング曲】
選定基準が「映像に残っていない曲」だったので該当曲が多すぎて混戦・・・。泣く泣く削ってこの3曲。Giftの曲が全部カップリング扱いなのが納得いかない!
ロイヤルミルクストーリー
かわいすぎるバンド曲!JUKE BOXツアーを経た7人にぴったりだと思うんですが、披露される可能性がゼロに等しい。

・Train in the rain
トレインの付く曲メドレーでもなんでもいいからお願いします!!!!

・おんぼろstory
初めてマツダスタジアムで野球観戦した時にこの曲が流れてきて、青空に突き抜けるサウンドがすっごく気持ちよかったのを思い出します。十祭は野外だし、まだ明るい時間に演奏してくれたらフェスっぽくて最高、絶対。

【アルバム曲】
・ほろりメロディー
この曲がなかったら私は関ジャニ∞のファンになってないくらい、どうしてか一番最初に引っかかった曲。

・ローリング・コースター
バンド曲の曲数も増えて、ライブの定番からは外れてしまうのかなあと思うと残念。3年ぶりのセットリスト復活待ってます。

・北風ブルース
JUKE BOXツアーで理不尽にもセットリストから漏れてしまっているので。でも夏の野外イベントにふさわしい曲ではないな。だから「I wish」も「マイナス100度の恋」も外したというのに・・・。

【ソロ&ユニット曲】
・はにかみオブリガード
・二人の花
・kick
理由は3曲とも好きな曲かつ映像が残っていない曲。この先ツアーの基本セトリとして組み込まれることはまずないだろうし、「聞きたいんです!」というアピールの意味合いが強い。

【シャッフルユニット】
大倉忠義による「Babun」一択でした。
や、「パンぱんださせよう」とかも一瞬考えたんですけど、私はパンぱんだを罰ゲーム的な曲だと思ったことはないし横山くんと丸山くんが生み出したイノセントな世界観は他の人では想像できなかったので(FIGHTツアーの着ぐるみダンサーズ・ぱんだ風船の演出のファンタジックさたまらなかった!!)。あと、これは私だけかもしれないですけど、大倉くんが芸人ぽいことをしてるとなんか後ろめたさを感じるというか、見てはいけないものを見てしまった気分になる。なので私自身が「三の線の大倉」を普通に受け入れるためにも、大倉くんには独りの大舞台で自己を解放していただきたい・・・。